記事の詳細
【REPORT】人気ベーカリーが立ち並ぶ!夙川~苦楽園「パン脚」
まちたびにしのみや2016のプログラム『人気ベーカリーが立ち並ぶ!夙川~苦楽園「パン脚」』が3月18日(土)に実施されました。
夙川・苦楽園界隈には、おしゃれでおいしいパン屋さんがたくさんあります。
今回は阪急夙川駅スタート、阪急苦楽園口駅スタートの2班に分かれて、パン屋さん巡りをしてきました。
(当日まわるお店はどちらの班も同じです)
今回はガイドとして、苦楽園の街の活性化と交流を目的に活動している地域団体、苦楽園ストアーズミーティングから、夙川駅スタート班は多喜淳さん、苦楽園口駅スタート班は千田幸子さんにご案内していただきました。
まず最初のお店は、「コンセント マーケット」さん。
この3月にリニューアルしたばかりのお店は、この日も朝からお客さんで賑わっていました。この日は忙しい中、店主の岩井さんに出てきていただき、西宮の酒蔵日本盛さんの酒粕を使ったパンなど、おすすめのパンの紹介などをしていただきました。
また、季節の野菜や果物を使った四季を感じられるパンなど、日々新しい商品づくりにも力を入れています。
次は「トリコ」さん。
こちらは、こぢんまりとした可愛い雑貨屋さんのようなお店で、吹田の「ル・シュクレ・クール」というパン屋さんで修行されたご主人が奥さんとともにされているお店です。
店内のパンも、まるで雑貨のようにかわいらしく飾られています。
窓側に置いてある棚にも籐や木製の小物が置いてあり、あたたかく優しい雰囲気に満ちています。
次は「フリアンド」さん。
こちらは、1950年創業の老舗ベーカリーで、長年地元の方々に愛されているお店です。
また、現在3代目の店主をされている谷口佳典さんは、一昨年フランスで開催されたパン作りの世界大会「モンデュアル デュ パン」に日本代表として出場されるなど、世界を舞台に活躍されています。
自然酵母を使い、熟成度合いによって味わいを選べるこだわりのバゲットは、お手ごろ価格で大人気です。
そして次の「アミーンズ オーブン」さんで、パンの試食とドリンクをいただいて少し休憩。
こちらは、緑が多く、内装もナチュラルでこころの落ち着く、居心地の良いパン屋さんです。
また、オーガニックや無農薬の素材、もしくは国内産のものを使用するという徹底したこだわりも人気の理由です。
この日は、よもぎなど季節の食材を使ったパンなどをいただきました。
また、そのほかに、夏みかんのジャムが乗ったパンなどをお土産としていただいて、後半戦に出発です。
後半戦は「ブーランジェリー ミヤナガ」さんからスタート。
たくさんのパンが並ぶ正面のカウンターテーブルの向こうはフルオープンのキッチンという、珍しいスタイルのパン屋さんです。夙川駅の南にあるヴェントフェリーチェというイタリア料理店をプロデュースされているということで、食事としても楽しめるパンやサンドイッチなど、惣菜パンが充実しています。
この後は越木岩筋を北上して、苦楽園へ向かいます。
その途中、昨年の秋に実施したプログラム「フードライターと行く夙川・苦楽園とっておきの和&洋スイーツツアー」でもお邪魔した、エルベランさんにも立ち寄らせてもらいました。
1964年の創業以来、地元の方々に愛され続けている洋菓子店で、現在は2代目の柿田衛二さんがオーナーパティシエをされています。
この日は、フランスのヴァローナ社のチョコレートを使用した、人気のエルベランクッキーを皆さん購入されていました。
苦楽園エリア最初のお店は「ケーズケベック」さん。
こちらのお店は、入口の横にパンの焼き上がり時間が張ってあるので、欲しいパンの焼き上がり時間に合わせると、焼きたてのパンが買えます。
こちらの人気商品、ケーズクローネは、注文を受けてからお好みのクリームを詰めるので、いつもサクサクの食感が楽しめます。お値段も100円とお手頃です。
続いては、苦楽園口通りを西に進み「リョウイチヤマウチ」さんです。
パン屋さんとはすぐには気づかないような綺麗なマンションの一階、円形のガラス張りになっており、中にはたくさんの種類のパンが美味しそうにずらっと並んでいます。
クリームパンが有名で、甘い菓子パンがとてもたくさん揃っています。
クロワッサンは発酵バターを使い、天然酵母はライ麦から起こしているというこだわりの逸品です。
次は「ラ バゲット ド パリ ヨシカワ」さんです。
こちらの店主、吉川さんは、パン作りの世界大会「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジェリー」という大会の、日本代表選手最終選考会の「バゲットおよびパンスペシオ部門」で優勝、日本代表として世界大会で見事3位入賞を果たした、バケットのスペシャリストです。
バゲットが売れる店を目指し店名に「バゲット」を入れたそうです。人気のパンはもちろんバゲットと、種類豊富ないわゆるハード系のパンです。
この後、最後のお店の前に、苦楽園口通りのつきあたりにある、スペシャルティコーヒーの専門店「タオカコーヒー」さんに立ち寄りました。
こちらのお店も、昨年の秋に実施したプログラム「KURAKUEN The Third Wave Coffee Tour」でもお邪魔したお店です。
おしゃれな店内には、たくさんの種類のコーヒー豆が並んでいます。
美味しいパンとともに美味しいコーヒーが味わえるのが嬉しいですね。
最後のお店は「ブレッド&バター」さんです。
苦楽園地区では一番古いお店で、子どもからお年寄りまで安心して食べてもらえるパン作りにこだわっています。
店内には、お手頃で美味しいと評判のパンが並んでいます。
なかでも一番人気は、しっとりしたパンにリンゴのシロップ漬けが入った「アップルサボー」で、たまらない食感です。
この日ツアーで訪れた際は、最後の1個でした。食べてみたい方はお早めに。
以上が、今回まちたびツアーで訪れたお店でした。
徒歩圏内でこれだけたくさんの美味しいパン屋さんをまわれるのは夙川・苦楽園ならではです。
皆さんもぜひパン脚してみてください。
今回訪れた各店のHPは下記から
・トリコ
・ブーランジェリー ミヤナガ (facebook)
・ケーズケベック(食べログ)
・リョウイチヤマウチ(食べログ)
・ラ バゲット ド パリ ヨシカワ(食べログ)
・ブレッド&バター(食べログ)