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「まちたび西宮」のプログラムのひとつ、「大迫力!宮入するだんじりを間近で見学!年に一度の山口秋祭りを堪能」に行ってきました。
西宮市の最北部の山口地区は、歴史のまちであると同時に、自然の魅力にあふれ、失われつつある日本の原風景を今に残す町並みが広がっています。(→山口について詳しくはこちら)
今年も10月から始まった「まちたび にしのみや 2015」では、実に82種類ものプログラムをご用意していますが、10月11日(日)に、そんな山口の秋の風物詩である公智(こうち)神社の秋祭りを見学する、「大迫力!宮入するだんじりを間近で見学!年に一度の山口秋祭りを堪能」に参加してきました。
毎年10月、第2月曜(体育の日)の前日の日曜日に行われる公智神社の秋祭りには、山口の各地区からあわせて7基のだんじりが境内に集まります。それらのだんじりの巡行や「宮入り」の迫力を体感できるプログラムでした。(→公智神社の秋祭りについて詳しくはこちら)
まずは、山口町郷土資料館を見てから、山口センター前で各区のだんじりが集まるのを見学し、公智神社へ向かいます。神社でのクライマックスは、鐘や太鼓の囃子も賑やかに、7基のだんじりが順番に、鳥居から坂道を駆け上がる「宮入り」。壮観な秋の一大絵巻でした。
あわせて、昼の軽食として、山口の名物雲凌軒(うんりょうけん)の「焼鯖ずし」。秋祭りの見学後は、ビールのおつまみとして、とれたての黒豆の枝豆を味わうことができ、おなかも満足なまちあるきでした。
※ 今回ご紹介した「大迫力!宮入するだんじりを間近で見学!年に一度の山口秋祭りを堪能」は今年度は終了しました。「まちたび にしのみや 2015」では、この他にも魅力的なプログラムをたくさんご用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。また、今年度からは新たに、親子で楽しめるプログラムを「まちたび にしのみや2015 for FAMILY」として展開しています(→こちら)。
まずは、山口町郷土資料館で山口町の歴史を学びます。資料館のスタッフ(右から2人目)が、わかりやすく説明してくれました。
昼の軽食として、山口の名物雲凌軒(うんりょうけん)の「焼鯖ずし」で腹ごしらえ。おいしかったです。
お昼の軽食後は山口センター前に移動して、山口の各地区を曳き回した後に、今から公智神社へ向かう7基のだんじりを順番に見学します。山口町郷土資料館のスタッフが、それぞれのだんじりの違いや特徴を詳しく説明してくれました。
たくさんの見物人が見守る中、鐘や太鼓の囃子も賑やかに、だんじりが1基ずつ、宮の馬場を社前に向かって勇壮な「宮入り」をします。鳥居から坂道を駆け上がる様子は壮観。その順番は毎年決まっていて、これは6番目の中野のだんじり。
7基のだんじりのうち6基は「曳(ひき)だんじり」ですが、しんがりをつとめる名来(ならい)のだんじりだけは「舁(かき)だんじり」で、重さが約1トンあるだんじりを42人で担ぎます。赤・黒・赤の三重の布団を台の上に載せ、中央には大太鼓を据えつけ、小学生の男子が4人乗り込んでいます(2枚目の写真)。境内中央まで進み、だんじりを高々と差し上げてから(3枚目の写真)、一挙にドスンと地に落とし、宮入りの締めくくりとなります。落下の衝撃に少しもひるむことなく、乱れることなく太鼓をたたきづつける、ひたむきな少年たちの姿に毎年感動します。
「宮入り」が終わり、神社の境内に7基のだんじりが並んだところで、全員で万歳三唱し、最後に恒例のクラッカー打ち上げ。
(SH)