記事の詳細
仁川百合野(にがわゆりの)町の「地すべり資料館」西側斜面のシバザクラがちょうど見頃です。
平成7年(1995)の阪神・淡路大震災で起こった大規模な地滑りの跡地に植えられているシバザクラが見ごろを迎えています。今月いっぱいは楽しめそうです。
このシバザクラは、ボランティアグループ「ゆりの会」のみなさんが平成16年(2004)から植え始め管理しているものです。高さ15メートル、幅100メートルほどの広大な範囲に、シバザクラの花が続く様子は見ごたえ十分です。
横にシバザクラを見ながら階段を上がると、高台は公園になっていて、阪神間の景色も見ることができます。「地すべり資料館」では、土砂災害の仕組みや対策について知ることができます。
- シバザクラの観覧は自由です。
- 駐車場はありません。
◆地すべり資料館 (→詳しくはこちら)
開館時間 : 10~16時
休館日 : 月・木曜日
入館料 : 無料
住所 : 西宮市仁川百合野(にがわゆりの)町10-1
(兵庫県立甲山森林公園の東隣)
お問い合わせ先 : 0798-51-5904
【行きかた】
- ※ 阪急電鉄 今津線「仁川(にがわ)」駅から仁川沿いを上流に向かって徒歩約25分(約1.6km)。
- ● 仁川の上流に向かって川の右側(北側)を歩くときは、5つ目の橋(仁川百合野橋)で仁川を渡り、すぐ目の前の階段を上ると、「地すべり資料館」裏側の慰霊碑広場。
- ● 仁川の上流に向かって川の左側(南側)を歩くときは、4つ目の橋(上百合野橋)で左折し、ひとつめの四つ角を右折して、坂道を約200m道なりに進むと「地すべり資料館」。
- ※ 阪急バス「関西学院前」バス停から、関西学院大学のキャンパスの横を、西へ通り抜けて、徒歩約15分。
- ※ 阪神バス「県立甲山森林公園前」バス停から、甲山森林公園を東へ通り抜けて、徒歩約15分。
写真はいずれも4月19日(日)に撮影。
シバザクラの斜面は二段になっていて、これは一段目。
二段目の斜面。上に見えている手すりの向こうが公園になっています。
シバザクラの斜面の上の公園から眺めた様子。黄色い矢印が「地すべり資料館」。天気が良ければ、阪神間の景色を遠くに眺めることができます。
「地すべり資料館」の2階からは、シバザクラが正面に見えます。
(SH)