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「西宮まちたび博」のプログラムのひとつ、「甲子園球場スペシャルスタジアムツアー 審判は見た!高校野球明暗を分けたあの一球!」に行ってきました。
昨年10月から始まった「西宮まちたび博2014」では、実に112種類ものプログラムを用意していますが、2月1日(日)に、その一つ「甲子園球場スペシャルスタジアムツアー 審判は見た!高校野球明暗を分けたあの一球!」に参加してきました。
これは、昨年90周年を迎えた、全国の高校球児の憧れの舞台である甲子園球場を、高野連(公益財団法人 日本高等学校野球連盟)審判規則委員会 技術顧問の木嶋一黄さんの解説でめぐるスペシャルスタジアムツアーです。
木嶋さんは、甲子園球場で繰り広げられた、数々の名勝負の審判員を担当し、平成12年(2000年)の第82回全国高等学校野球選手権大会決勝戦の主審を最後に、現役を退かれました。当日は、木嶋さんが当時の記憶を語りながら甲子園球場内を案内してくれました。
球場内では、普段は入れない、ブルペン、ロッカールーム、ベンチなどを見学することができ、見学後はプレミアムラウンジにて木嶋さんのお話をじっくりお聞きし、最後に甲子園幕の内弁当を美味しくいただきました。
- 今回ご紹介した「甲子園球場スペシャルスタジアムツアー 審判は見た!高校野球明暗を分けたあの一球!」は今年度は終了しました。「西宮まちたび博2014」では、この他にも魅力的なプログラムをたくさん用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。
甲子園歴史館の前で、参加者にご挨拶する木嶋さん(黄色い矢印)。参加者は全部で60名。冬になった途端に、風邪やインフルエンザで当日欠席が相次ぐ「西宮まちたび博」プログラムの中で、この日は大変珍しいことに一人の欠席もありませんでした。参加者の期待の高さがわかります。
ブルペン。テレビではよく見る場所に実際に入ることができた上に、阪神タイガースのマーク入りのバットやグローブが用意されていて、それらを手に取って記念写真をブルペン内で撮ることもできて、参加者も大喜び。
ロッカールーム(3塁側)。ビジター用なので比較的簡素なつくりになっています。手前に写っている青いシャツの人は、スタジアムツアーのガイドと、木嶋さんのトークショーの司会をしていただいた甲子園歴史館スタッフの光圀(みつくに)さん。木嶋さんとお二人で、スペシャルスタジアムツアーの案内をしていただきました。
スペシャルスタジアムツアーの最後は3塁側ベンチ。ベンチの前のグラウンドまで入ることができ、収容人員約48,000人の甲子園球場の巨大さを実感しました。
スペシャルスタジアムツアーの後は、球場内のプレミアムラウンジに移動して、木嶋さんのトークショーです。
左が高野連(公益財団法人 日本高等学校野球連盟)審判規則委員会 技術顧問の木嶋一黄さん。木嶋さんは、甲子園球場で繰り広げられた、数々の名勝負の審判員を担当し、2000年の第82回全国高等学校野球選手権大会決勝戦の主審を最後に、現役を退かれました。右はトークショーの司会をつとめていただいた、甲子園歴史館スタッフの光圀(みつくに)さん。
木嶋さんのトークショーでは、球史に残る昭和54年(1979年)8月の星陵(石川県)対箕島(和歌山県)戦の塁審をつとめた時のエピソードを初めとして、興味深いお話をたくさんお聞きすることができました。
木嶋さん(左)が手に持っているのはハケ。主審がホームベースをハケできれいにしている様子は、今まで何気なく見ていましたが、緊迫した状況にいる球児に対して、落ち着かせるための時間を取るために、意識的にハケでホームベースを掃除することもあるなど、実際に審判をつとめたことのある人ならではのお話でした。
トークショーの後は、そのままプレミアムラウンジで、甲子園幕の内弁当の昼食です。昼食後は、各自で甲子園歴史館を見学して、たっぷりと野球を楽しんでいただきました。
参加者にお土産としてお渡しした日刊スポーツ「甲子園球場90周年記念号」(2014年8月1日発行)。
(SH)