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西宮市役所東館8階で歴史資料写真展。今回のテーマは「文化をはぐくむ -香櫨園・夙川-」。文学作品にもたびたび描かれてきた街の移り変わりを紹介。 終了しました。
西宮市役所には昭和20年代後半から撮りためた写真が数多く残されています。情報公開課では、市民のみなさまに見ていただけるように、これらの写真資料の整理を進め、その一部を紹介するため、年4回、写真展を開催し、市内各地域の町並みや暮らしの移り変わりを展示しています。
明治40年(1907年)、夙川(しゅくがわ)のほとりに香櫨園(こうろえん)遊園地が開設されました。その後も昭和初期の夙川改修工事による公園化、昭和46年(1971年)の夙川オアシスロード開始など、夙川は緑あふれる人々の憩いの場となりました。多くの文化人が居を構え、文学作品にもたびたび描かれてきた阪神香櫨園から阪急夙川周辺の街の移り変わりを写真でご紹介します。
展示写真総数37点。このほか事務室内で、西宮市内の古地図や、電子データ化された関連写真800点あまりを閲覧することができます。
第16回歴史資料写真展 「文化をはぐくむ -香櫨園・夙川-」
展示場所 : 西宮市役所東館(公共駐車場のある建物)8階 情報公開課 歴史資料チーム前の廊下
展示期間 : 2月17日(火)~3月23日(月)
平日の午前9時から午後5時まで(土・日曜、祝日は休みです)
入場無料
※ 詳しくはこちらをご覧ください。
写真展は西宮市役所東館(公共駐車場のある建物)8階の廊下で開催中。入場無料です。
写真展は、航空写真で町の全体を俯瞰する「航空写真に見る」(左)から始まり、次に「夙川公園の風景」(中)、「阪神香櫨園周辺の街」(右)と続きます。
「阪神香櫨園周辺の文化」(左)、「阪急夙川駅と羽衣橋」(右)。
夙川の流れるこの地区は作家をはじめ、多くの文化人が居を構えてきました。夙川・芦屋で少年時代を過ごした村上春樹氏をはじめ、新聞記者時代に夙川で暮らした井上靖氏、関東大震災後に夙川に移り住んだ谷崎潤一郎氏など、多くの作家が作品にたびたびこの街の風景を登場させています。そこで、「阪急夙川周辺の文化」(中)のコーナーでは、作品内で描かれる風景や建物も含めて展示しています。「阪急夙川周辺の街」(左)、「片鉾池のうつりかわり」(右)。
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(SH)