えべっさんの歳時・イベント
西宮神社の年中行事や境内で行われるイベントの中から、観光客のみなさんにおすすめの催しをご紹介します。
- ●十日えびす
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1月9日~11日
毎年100万人を超える人たちが商売繁盛と福を授かりに参拝する阪神間最大の祭典です。
奉納された大マグロに賽銭を貼り付けたり、福男めざして疾走する様子など、ニュースでもおなじみの光景が繰り広げられます。境内や周辺にはめでたい吉兆(縁起物)の店やさまざまな露店が約600近く軒を連ね賑わいます。 - ●御輿屋(おこしや)祭
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6月14日
西宮市本町には「蛭児大神御輿屋伝説地」と刻まれた石碑があります。ここは、西宮神社創建の伝承で、えびす様が鳴尾から現在の西宮神社のある場所に遷る途中にお休みになった場所と言われています。(御輿屋伝承の地)
御輿屋祭では、この伝承にしたがい、枇杷(びわ)で飾られた神輿にえびす様をお載せして、御輿屋伝承の地まで行列します。カゴを手にしたびわ娘による枇杷のふるまいなどがあり、境内や西宮中央商店街(戎参道)など周辺にも縁日屋台が出て家族で楽しめるお祭りです。
西宮ではこの日から浴衣を着はじめる習慣があり、「ゆかた祭り」とも呼ばれています。 - ●夏祭 えびす萬燈籠
- 7月20日330基の石燈籠と約5000個のろうそくに御神火が灯され、美しい光の列が境内を照らします。大きなねぶたやえびす行燈(あんどん)なども飾られ、涼しげな「えびす風鈴」や特製うちわも販売されます。幻想的な夏の光景として、楽しみにしている人が年々増えています
- ●例祭 西宮まつり
- 9月21-23日21日の宵宮祭には地車が練り歩きます。22日には「例祭」が厳かに斎行され、そのあと約300人の子どもたちによる「稚児行列」とたくさんの子どもみこしが神社から商店街を歩き、沿道の歓声を誘います。
23日の渡御祭(とぎょさい)は古い御鎮座伝説に由来するものです。織田信長の時代に廃絶していましたが、震災復興のめどがたった平成12年に、400年ぶりに海上渡御が再興されました。