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いよいよ始まった「まちたび西宮ファミリー」のプログラムのひとつ、「白玉ぜんざいと手焼き最中作り」に行ってきました。
今年で5年目の「まちたび西宮2015」に加えて、西宮市ではこの11月から、親子で楽しめるプログラムを集めた「まちたび西宮2015ファミリー」を始めました。11月7日(土)に、そのひとつ「親子で和菓子に挑戦! 白玉ぜんざいと手焼き最中作り」に参加してきました。
西宮の和菓子は、美しい自然、そしてそこに住む人々の心によって大切に育まれてきた歴史があり、今でも西宮にはたくさんの和菓子店があります。今回は、そのような西宮の和菓子店の皆様のご協力で開催したプログラムです。
和菓子処「成田家」の奥光男さんがメイン講師で、餡の炊き方から教える白玉ぜんざいと手焼き最中作りを親子で体験するプログラムでした。
※ 今回ご紹介した「親子で和菓子に挑戦! 白玉ぜんざいと手焼き最中作り」は今年度は終了しました。「まちたび西宮2015ファミリー」では、この他にも魅力的なプログラムをたくさん用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。また、大人向けのプログラム「まちたび西宮2015」もぜひご覧ください(→こちら)。
【白玉ぜんざい作り】
最初に、白玉粉に水を加えて練り合わせ、白玉だんごを作ります。真ん中でボールを手にしてデモンストレーションをしている講師(白衣に白帽)が、和菓子処「成田家」の奥光男さんです。
水を加えて練り合わせたら、棒状に生地を伸ばし、ちぎって丸めて白玉だんごを作ります。
白玉だんご作りが一段落したら、餡の炊き方を学びます。小豆をゆでるところから始めると時間がかかるので、事前にゆでておいた小豆に、グラニュー糖と水を加えて仕上げるところを実習しました。
ゆでた白玉だんごを一度水で冷やし、餡を加えて白玉ぜんざいができあがりました。みんなで楽しく試食です。
【手焼き最中作り】
続いて、手焼き最中作り。奥光男さんが手焼き最中の皮を作る焼き型を説明しています。現在では最中の皮は機械で作ることが多いので、このような焼き型を使うことはほとんど無いそうです。
上が最中の皮の外側。「成田家」の文字が裏向きに刻んであります。下が皮の内側。一度に2枚の皮を作ることができます。テフロン加工をしてあるので、こげつかない限りは、焼きあがった皮は簡単にはずれます。
焼き型にはさむ皮のもとになるのはお餅です。切り餅を厚さ2ミリ程度に薄く切っていきます。
奥光男さんの最中の皮作りのデモンストレーション。固いお餅が、軽くて歯触りの良い最中の皮になるのを、子どもたちも興味しんしんでのぞきこんでいました。
まずは、焼き型に薄く切ったお餅を2枚入れます。
焼き型を閉じて、少しの間、火にかけます。持ち手の部分は熱くなりません。
餅が膨らんで、焼き型からはみでる程に広がったらできあがりです。焼き型からは簡単にはずれます。
できあがった皮に、先ほどの白玉ぜんざいの時に作っておいた餡をはさんで、さっそく試食です。自分で作った最中はおいしいね!
最後は西宮の観光キャラクターみやたんが登場して、子どもたちも大喜び。
(SH)