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西宮市大谷記念美術館で「没後20年 具体の画家―正延正俊」展。 6月13日(土)~8月2日(日)の開催です。 終了しました。
西宮市香櫨園(こうろえん)の西宮市大谷記念美術館で、「没後20年 具体の画家―正延正俊」展が6月13日(日)から8月2日(日)まで開催されます。
正延正俊(まさのぶまさとし)は、1911(明治44)年高知県高岡郡須崎町(現在の須崎市)に生まれ、高知県師範学校専攻科を卒業。高知、東京、神戸で小中学校の美術教員として教鞭をとるかたわら画家として活動しました。後年は西宮に自宅とアトリエを構えています。
正延は戦前から公募展などに出品していましたが、1948〜49年頃、神戸市民美術教室に講師として訪れていた吉原治良(よしはらじろう)に出会い、指導を仰ぐようになります。以後、構成的な風景画や静物画から次第に複雑なマチエールをもつ抽象画へと展開し、1954年吉原を中心とする具体美術協会の結成に参加。アクションやパフォーマンス、また新たな素材を導入した絵画によって戦後日本を代表する前衛美術グループとなった「具体」にあって、しかし正延は、一貫して絵画の内在的問題に向き合いました。
油絵の具やエナメル塗料で幾層にも塗り重ねられた地肌。その上に置かれたおびただしい数の微細な筆触。正延の絵画は、揺らぐような空間の密度を感じさせながら、無限に変転する様を映し出しているかのようです。「生きる気持の直接的表現」と自ら称した芸術世界は、いったいどのように生み出されていったのでしょうか。
本展は、「具体」のみならず、戦後の美術史において独特の光彩を放つ画家・正延正俊の没後20年を記念して、初期から晩年までの代表作を一堂に集め、その知られざる画業を紹介します。
主催:西宮市大谷記念美術館
後援:西宮市、西宮市教育委員会
特別協力:高知県立美術館
期間 : 2015年(平成27年) 6月13日(日)~8月2日(日)
開館時間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 水曜日
無料開館日 : 7月20日(月・祝)
入館料 : 一般500円、高大生300円、小中生200円
※ 詳しくはこちらをご覧ください。
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- ※ 入館は「没後20年 具体の画家―正延正俊」展と共通です。
- ※ 詳しくはこちらをご覧ください。
- ※ 阪神沿線7館合同企画展「阪神沿線の文化110年」の参加企画です。
〒662-0952 兵庫県西宮市中浜町4番38号
TEL 0798-33-0164
- ●阪神電車「香櫨園」下車。南西へ徒歩6分。
- ●JR「さくら夙川」下車。国道2号線を西へ向かい、夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩15分。
- ●阪急「夙川」下車。夙川沿いを南に下り、南西へ徒歩18分。
- ●詳しくはこちらをご覧ください。
<各駅の改札に美術館までの地図を預けておりますので、ご利用ください。>
(SH)