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  西宮市の香櫨園(こうろえん)にある公益財団法人「辰馬(たつうま)考古資料館」で、3月28日(土)~5月6日(水・振休)に、春季展「富岡鉄斎展」を開催します。

  富岡鉄斎(1836~1924)は、明治・大正を通じて大きく変革する日本画壇において、独自の画風を展開した文人画家です。その画歴はおよそ70年にわたり、一万点に上るといわれる作品は実に多彩で、文人画の枠をはるかに越えています。

  鉄斎と北辰馬家の親交は明治40年(1907年)、初代悦叟73歳、鉄斎72歳の頃より始まり、鉄斎が89歳で亡くなるまで続きますが、この頃は鉄斎の長い画歴の中でも最も円熟味を増し、多くの傑作を生み出している時期にあたります。

  鉄斎と初代悦叟の間では親しく手紙のやりとりがおこなわれ、200通を超える書翰にはそのこまやかな交流が記されています。辰馬家にはこうした親交に基づいて蒐集された作品が多数残されていました。

 

展観期間 : 3月28日(土)~5月6日(水・振休) 10:00~16:30(入館は16:00まで)

※会期中、前後半(前期3/28~4/19、後記4/21~5/6)で展示替を行います。

入館料 : 一般200円、大学生100円、高校生以下無料

休館日 : 月曜日、ただし5月4日(月・祝)は開館

交通 : 阪神電車「香櫨園」駅より北へ徒歩2分、JR「さくら夙川(しゅくがわ)」駅より南へ徒歩7分、阪急電車「夙川」駅より南へ徒歩10分

  ※ 詳しくはこちらをご覧ください。

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葉書(表)

(SH)

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