「西宮・伝統芸能の夕べ」は例年、西宮神社の拝殿前にて行っています。今年度は
８月２４日（日）に、文楽「恋女房染分手綱」（こいにょうぼうそめわけたずな）を上演します。
この演目は、
1751年（寛延4）大坂竹本座にて初演。
大名家の乳母・重の井は思いがげず幼い息子の三吉と再会しますが、結局二人は離れ離れに。乳母としての立場と母としての母性愛に挟まれ、葛藤する重の井。劇の後半、意に反して三吉から去って行く場面では、 三吉の演技と共に重の井の心の揺れ動きが見どころです。

出　演…人形浄瑠璃文楽座
太　夫…豊竹藤太夫
三味線…鶴澤燕三
人　形…重の井 吉田和生 三吉 吉田和馬
　　　　その他 吉田簔紫郎・桐竹勘次郎・桐竹勘介・
　　　　　　吉田和登・桐竹勘吉 　

前売りA席¥6,500　B席¥5,500

チケットの販売は
西宮能楽堂　 TEL：0798-48-5570 (10:00～17:00)
にお問合せください。

主催・企画制作：（一財）日本伝統芸術文化財団