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西宮市役所東館8階で歴史資料写真展。今回のテーマは「道とともに -段上・大市とその周辺-」。旧甲東村の東部の移り変わりを紹介。 終了しました。
西宮市役所には昭和20年代後半から撮りためた写真が数多く残されています。情報公開課では、市民のみなさまに見ていただけるように、これらの写真資料の整理を進め、その一部を紹介するため、年4回、写真展を開催し、市内各地域の町並みや暮らしの移り変わりを展示しています。
今回は旧甲東村の東部、段上(だんじょう)・上大市(かみおおいち)・下大市(しもおおいち)地区を中心に街の移り変わりを紹介します。
西宮市役所東館8階で、11月18日(火)~12月25日(木)に、第15回歴史資料写真展「道とともに -段上・大市とその周辺-」を開催中です。入場無料。
この地域は400年以上前から続く百間樋(ひゃっけんび)からの水が流れ、かつての街道沿いに道標などの石碑が数多く残っています。阪急今津線や国道171号など交通が発達し住宅地になった現在でも、これらの名残から昔のくらしを想像できることでしょう。
展示写真総数34点。このほか事務室内で、西宮市内の古地図や、電子データ化された関連写真800点あまりを閲覧することができます。
展示場所 : 西宮市役所東館8階 情報公開課歴史資料チーム
展示期間 : 11月18日(火)~12月25日(木)
平日午前9時から午後5時まで(土・日曜、祝日除く)
※ 詳しくはこちらをご覧ください。
写真展は西宮市役所東館8階で開催中。入場無料です。
写真展では、航空写真で街の全体を俯瞰し、「水」、「道」、「くらし」の3部で構成します。「水」では川の近くでありながら川よりも高い段丘にあり、農業用水に恵まれなかったこの地区に400年以上続く百間樋からの水の流れや人々の信仰を集めた水天宮などを紹介します。次に「道」では西国街道をはじめとして甲山などお寺へ訪れる人々の多くが通っていたかつての道に今も残る道標に続いて、国道171号や阪急電鉄今津線などの現在の道を取り上げます。
「くらし」ではなつかしい風景写真をはじめ、昭和40年代から次々建築される小・中学校や中央病院などで構成します。また、旧甲東村役場から昭和46年に建設された甲東センターまで甲東支所の移り変わりを3点の写真で振り返ります。
(SH)