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「西宮蔵開(くらびらき)2015」が続いています。西宮の蔵元が酒蔵を無料開放! 2月28日(土)は「日本盛 新酒蔵開き」が開催されました。
江戸時代より西宮は、丹波地方で採れる酒造りに適した米と、六甲山からの伏流水(宮水)に恵まれ、江戸への輸送に便利な港があったことから、日本有数の酒どころとして栄えてきました。以前もお知らせしたように(→こちら)、その西宮の6つの蔵元で2月7日(土)から、酒蔵を一般に無料開放するイベント「西宮蔵開(くらびらき)2015」が始まりました。
西宮市内6つの蔵元、寳娘(大澤本家酒造)、白鷹、白鹿(辰馬本家酒造)、徳若(万代大澤醸造)、日本盛、大関が自社の敷地を開放し、できたての新酒を味わいながら、より“西宮の日本酒”に親しんでいただける様々なイベントが、各蔵元にて1日限定で行われています。
まず、2月7日(土)は「寳娘(たからむすめ)」醸造元の大澤本家酒造株式会社で、翌8日(日)は白鷹株式会社で(→こちら)、14日(土)には白鹿(辰馬本家酒造)で(→こちら)、2月21日(土)には「徳若」醸造元の万代大澤酒造で開催されました(→こちら)。2月28日(土)には西宮の5つ目の蔵元として、日本盛株式会社の「酒蔵通り煉瓦館」と隣接の工場敷地内が会場となり、酒蔵見学を初めとしたさまざまなイベントや各種商品の販売コーナーも用意され、さいわい天気にも恵まれ、4,500人の来訪者で大いに賑いました。
3月14日(土)に大関株式会社にて「西宮蔵開2015」の最後の会場として、開催されます。(→詳しくはこちら)
日本盛 新酒蔵開き
2月28日(土) 10:00~16:00
会場 : 日本盛 酒蔵通り煉瓦館
開場と同時に大いに賑わいました。酒蔵見学も受け付け開始後1時間以内に予定人数に達して、受付終了となりました。
鏡開きには西宮の観光キャラクター「みやたん」も参加。イベントスペースではこの他にも、菰(こも)巻き実演や新商品PRクイズなどが行われました。
新発売の「日本盛生原酒ボトル缶」試飲&販売コーナー。隣のテントは有料試飲コーナーで、「日本盛セット」(3杯500円、おつまみ付き)や「蔵開き限定大吟醸酒原酒」(1杯300円、おつまみ付き)を販売していました。
大学生とコラボの「お酒に合う鍋」(コク旨坦々鍋)200杯も早々に売切れていました。
アメリカのオバマ大統領が来日した際に安倍首相がプレゼントしたことでも有名な山口県の地酒「獺祭(だっさい)」醸造元の旭酒造の桜井博志社長は若い頃、日本盛で修業していたご縁から、日本盛は「獺祭」の代理店となっており、今回の蔵開きの「日本盛&獺祭BAR」では、日本盛「金賞受賞酒」「惣花(そうはな)」に加えて「獺祭磨き三割九分」「獺祭50」の「4種飲みくらべ」(各60ml×4種で1,000円)が大人気でした。
「4種飲みくらべ」を味わいながら談笑する人たち。
酒蔵通り煉瓦館1階の売店も大賑わいでした。
(SH)