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のどかな山里で現代アートに触れる「西宮船坂ビエンナーレ2014」が始まりました。「西宮まちたび博」では案内ツアーも実施しています。 終了しました。
西宮市北部の山口町船坂(ふなさか)は、西宮の市街地から車で30分ながら、山あり谷あり段々畑ありの、郷愁を誘う日本の原風景ともいえる、のどかな光景が残っています。この自然豊かな山里で、現代アートに触れていただこうという「西宮船坂ビエンナーレ2014」が今年も10月19日(日)に始まりました。
2010年から隔年で開催され、今年で3回目。今年のテーマは「感孚風動(かんぷふうどう)」。「風が草木をなびかせるように人のまごころを感動させる」という意味だそうです。
山に囲まれた小さな町、船坂の旧船坂小学校の木造校舎、茅葺古民家、段々畑などに、国内から、海外から、たくさんの芸術家が作品を展示しています。
周辺には、地元の新鮮野菜を使った料理や、おいしい水で作った飲み物をご用意するレストランやカフェもありますし、旧船坂小学校のランチルームでは土日祝限定で手づくりランチも提供しています。(→詳しくはこちら)
里山の人の暮らしに寄り添う芸術祭で、ゆったりとした船坂の時間を過ごしてみませんか。
11月23日(日)まで。月曜日と火曜日は定休です。入場料は500円(中学生以下無料)。ガイドブックでスタンプラリーも楽しめます。詳しくはこちらをご覧ください。
10月から始まった「西宮まちたび博2014」では、実に112種類ものプログラムを用意していますが、11月23日(日)までの土・日・祝日には、「秋の里山アートウオーク 西宮船坂ビエンナーレ2014を楽しもう」を開催しています。展示作品を地元住民と学生が案内する約2時間のツアーです。ツアーの後は、旧船坂小ランチルームで地元住民手づくりのランチをどうぞ(当日予約)。詳しくはこちらをご覧ください。
また、10月31日(金)には「船坂湯山古道と西宮船坂ビエンナーレ2014ツアー」も開催します。ビエンナーレ作品を巡って、船坂の自然と文化に触れていただき、昼食は総檜造りの「蓬莱の郷」で美しい庭園を観ながらの和食を楽しんでいただきます。詳しくはこちらをご覧ください。10月26日(日)まで締め切りを延長しています。ご予約はメール info@funasaka-art.com でお願いします。
- 「西宮まちたび博2014」では、この他にも魅力的なプログラムをたくさん用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。
作品の一部をご紹介します。
A1「もう、船坂で寒天がつくられることがないにしても」新山浩+神戸市立科学技術高校(神戸)
A2「4キロメートル」ヤン・ミン(中国)
A4「雲の詩 –clouds poem-」レグラ・マリア・ミュレー(オランダ)
旧船坂小学校の理科室での展示。
A7「船坂カーテン」滑川みさ(神戸)
船坂の人々のシルエットをビニールのカーテンに転写しています。
B「船坂の風 -楠の葉音-」佐々文章+関西学院大弦月会(西宮)
小学校校庭の大楠に木登りできます。
F「野菜ダンス –Veggy Dance-」トルステン・ブルッフ(ドイツ)
G「東洋と西洋の狭間」松谷武判(フランス・西宮)
修復中の茅葺古民家の外側と内部での展示。
K「ふなさか不思議レストラン」新井厚子(京都)
レストラン・アリスの別館に展示。作品から発想された特別メニューも期間限定でレストランで提供。
(SH)