記事の詳細
「西宮まちたび博」のプログラムのひとつ、「今津・西宮銘酒めぐり 大関・日本盛・徳若・寳娘を吞み歩く」に行ってきました。
江戸時代より西宮は、丹波地方で採れる酒造りに適した米と、六甲山からの伏流水(宮水)に恵まれ、江戸への輸送に便利な港があったことから、日本有数の酒どころとして栄えてきました。
10月から始まった「西宮まちたび博2014」では、実に112種類ものプログラムを用意していますが、1月16日(金)に、その一つ「今津・西宮銘酒めぐり 大関・日本盛・徳若・寳娘を吞み歩く」に参加してきました。
阪神間の海岸線に沿って、一般的に「灘五郷」と呼ばれる酒どころが点在していますが、西宮市内には、その内、「今津郷」と「西宮郷」があります。(残りの3つは神戸市内の「魚崎郷」「御影郷」「西郷」)。
今回は、「今津郷」からは大関、「西宮郷」からは日本盛、徳若、寳娘(たからむすめ)と、全部で4つの西宮の酒蔵をめぐって、銘酒の街「西宮」を心底堪能していただくプログラムです。蔵によって様々な味の日本酒を味わっていただきました。
- 「西宮まちたび博2014」では、この他にも魅力的なプログラムをたくさん用意しています。詳しくはこちらをご覧ください。
- 西宮の6つの蔵元で、酒蔵を一般に無料開放するイベント「西宮蔵開(くらびらき)2015」が2月7日(土)から開催されます。詳しくはこちらをご覧ください。
ひとつめは、今津郷を代表する大関株式会社(本社:西宮市今津出在家町)の本社に隣接する、酒と和菓子のお店「甘辛(あまから)の関寿庵(せきじゅあん)」を訪問しました。
参加者の皆さんには、西宮まちたび博特製利き酒猪口をプレゼント。その猪口で利き酒を楽しんでいただきました。
「甘辛の関寿庵」の名物は酒だけではありません。酒饅頭をねりこんだ「特製酒まんソフト」を、お口直しに全員に味わっていただきました。
※「西宮宮蔵開2015」で大関の蔵開きは3月14日(土)です。詳しくはこちらをご覧ください。
今津郷と西宮郷を結ぶ道は「酒蔵通り」と呼ばれています。今津郷の大関を訪問した後は、「酒蔵通り」を散策しながら西宮郷に向かいます。西宮郷では、日本盛、徳若、寳娘の3つの酒蔵を訪れました。
西宮郷ではまずは、日本盛株式会社(本社:西宮市用海町)に隣接する「酒蔵通り煉瓦館」にうかがいました。
ここでも持参した猪口で利き酒です。
※「西宮宮蔵開2015」で日本盛の蔵開きは2月28日(土)です。詳しくはこちらをご覧ください。
大関、日本盛と訪問した後は、西宮郷の小規模の蔵元を2か所訪問しました。まずは、酒の銘柄「徳若」の万代大澤醸造株式会社(本社:西宮市東町)。
大澤弘一社長(右)自らお酒を注いでくれます。社長ご本人と触れ合えるのも、小規模な蔵元ならではの楽しみですね。
※「西宮宮蔵開2015」で徳若(万代大澤醸造株式会社)の蔵開きは2月21日(土)です。詳しくはこちらをご覧ください。
最後は「寳娘(たからむすめ)」醸造元の大澤本家酒造株式会社(本社:西宮市東町)。
こちらでは大澤一慶専務(右奥)がお相手していただき、いろいろなお話を直接お聞きすることができました。
※「西宮蔵開2015」で寳娘(大澤本家酒造株式会社)の蔵開きは2月7日(土)です。詳しくはこちらをご覧ください。
(SH)